【福島報告】美味しんぼ問題が隠蔽した、より深刻な問題 - YouTube
GWに福島旅行をしてきましたが、旅行前に美味しんぼの話題があがって、帰ってきてもまだやってるのかな~なんて思っていましたが、まだ続いています。
いつもVIDEONEWSを観ているので、藍原さんの考察が信用できるものだということは分かっています。
私は、ここで話されていることと全く同じことを感じていました。
もちろん根拠のないことを流布されては困るので、反論や考察自体はあってもいいと思いますが、怖いなと思ったのは、批判者達があまりにも感情的で、偏った正義感によって被災者方を擁護していたことです。
本件は、「善意が最善策になるとは限らない」という典型例ではないかと思います。
最優先されるべきは、被災者の心情であり、何が最善策であるかです。
本当に放射能によって体調不良が起こっているなら、賠償させなければいけません。
精神的な問題だとしても、保障内に含めるべきだと思います。
不安から過敏になっているとしても、それはそれで解決しなければいけない問題です。
いずれにしても、治療やケアが必要ですから、段階的に賠償させるべきです。
しかし、「鼻血なんて出ていない」と言い切ってしまうと、調査もされないまま、責任を追求できなくなります。
問題はなかったとして有耶無耶にされ、その部分に対する賠償もケアもされません。
それどころか、被災者は不安を抱えていることさえ訴えることができなくなります。
被災者から声を奪うなんて、絶対にあってはいけないことです。
美味しんぼ批判の多くは善意の声だと思います。
でも優先すべきは、不安に思っている人達の不安を解消することです。
不安なら不安なりの、不確かなら不確かなりの選択をしなければいけません。
その際、何が被災者の為になるのかが重要です。
私は被災者が自腹で治療しなくてはいけなくなるのは嫌です。
原因が何であれ、賠償範囲に含めるべきだと思っています。