ノモア

no more, no less

動物虐待という犯罪について

何者かが盲導犬を刺す 被害男性「これは自分の“傷”」 (THE PAGE) - Yahoo!ニュース

 

とても悲しい事件だと思いました。

怒りが込み上げてくる前に涙が出てきましたが、やっぱり許しがたいです。

私に人を燃やせる権利があるなら、犯人を瞬時に燃やします。

 

かつては物扱いされていたペットも、いまは動物愛護法などがあります。

動物の愛護及び管理に関する法律

第四十四条  愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、二年以下の懲役又は二百万円以下の罰金に処する。

身体障害者補助犬法:

第二十七条  第十九条第一項の規定による報告をせず、若しくは虚偽の報告をし、又は同項の規定による立入調査を拒み、妨げ、若しくは忌避し、若しくは質問に対して答弁をせず、若しくは虚偽の答弁をした場合には、その違反行為をした指定法人の役員又は職員は、二十万円以下の罰金に処する。

 

しかし、器物破損罪の方が罰則が重いため、こちらを用いることが多いようです。

前三条に規定するもののほか、他人の物を損壊し、又は傷害した者は、三年以下の懲役又は三十万円以下の罰金若しくは科料に処する。

 

社会の目と手

今回の記事で特に気になったのは、

男性とオスカーはいつものように午前11時ごろに自宅を出て、JR浦和駅から電車に乗り、県内の職場へ向かった。いつものように職場の店舗に到着すると、店長が飛んできて「それ、血じゃないの!?」と声を上げた。

 という部分です。

 

人目があったにも関わらず犯罪は起こり、職場につくまで盲導犬の流血に誰も気づかなかったということですよね。

だとすると、弱者に対する社会のサポートが日常的に不足しているのかもしれないなと思ったのです。

 

今回の被害者はお仕事をされている方だったので、職場で事態に気づくことができましたが、企業勤め等をせずに生活している方だった場合、盲導犬の異変を知らせてくれる人が周囲にいない可能性もありますよね。

 

申請や診察、サポート団体との接触などがあるでしょうから、全く人にあわないわけではないでしょうが、発見が遅れる可能性は多分にあるのではないかと思います。

 

犯罪者が100%悪いわけですから、鈍感な自分を反省はしても、世間を批難するつもりはありません。

気付いても声をかけるのを躊躇うかもしれませんしね。

その時点では誰が加害者か分かりませんから。

 

でも、犯罪抑止、事態の悪化を防ぐには、人の目は必要不可欠なものですから、せめて血を流している犬に気付くくらいには気にかけていた方がいいかなと思うのです。

 

とはいえ、盲導犬にこんな酷いことをするクズが存在することを知らない人は沢山いると思います。

少なからず、私は想像したこともありませんでした。

 

知らないことを気に掛けのは難しいです。

盲導犬に近寄っていく人をみて「怪しいな」とは思いません…

ですから、こういう実状が認知されていくことも重要なのだろうなと思います。

 

ただ、安易に広めるだけでは模倣犯を増やしてしまいそうな気がします。

 

“個性を獲得するために他人の嫌がることをしたがる”という病理を持った人(異端者という個性にすがる人)は一定数いるんだと思います。

「人を殺してみたかった」なんて台詞を吐く殺人者は、みな一様に前行動として動物虐待を模倣しますが、そういったうまく自我を気づけない人は事実いますから、いるという前提で対策を考えていかないといけないんだろうなと思います。

 

現在でも罪には問われるわけで、その上で犯罪を行っていますから、犯罪をゼロにするには法規制だけではなく社会全体の努力が必要かもしれません。

でも、厳罰化することによって、多少なり社会の目は厳しくなります。

厳罰化の抑止力は社会の意識を高めるためにも重要なのだと思います。

極力模倣犯を増やさないように認知度を高めるには、厳罰化は必要だと思います。